この夏、麻布台ヒルズギャラリーでアメリカのアーティスト、アレクサンダー・カルダーによる東京での約35年ぶりとなる展覧会が開催されています。
日本はもちろん、世界中で人気のアレキサンダー・カルダーは、絵画から立体作品などさまざまな作品を残しました。
しかし、彼が最も知られるのは天井などから吊るされた「モビール」と呼ばれる作品で、それらは風で自由に動くことから動く彫刻と呼ばれました。
アレクサンダー・カルダー自身は生前日本を訪れたことはありませんでしたが、彼は日本の文化や芸術、美意識に深い感銘を受けていたといいます。
アメリカ近代アートの巨匠、アレキサンダー・カルダーの作品が100点あまり紹介されるこの展覧会は、彼の芸術を体験できる絶好のチャンスです。
7月のART BOOKSではアレキサンダー・カルダーの数ある作品集の中からMILLPORTEが皆様にお勧めする3冊をご紹介いたします。