1910年、エルメネジルド・ゼニアがビエラ・アルプスの小さな町、トリヴェロに工場を創業した「Ermenegildo Zegna（エルメネジルド ゼニア）」。当初はテキスタイルメーカーとしてスタートしました。
30年代入ると高品質の毛織物の生産をスタート。これにより紳士服の生地で徐々に有名となり、80年代、創業者の孫、エルメネジルド・ゼニア(現CEOで創業者と同名)が既製服部門の責任者に就任。高級衣服の生産工場としてだけではなく、ブランドとしても成長します。
2016年2月、ステファノ・ピラーティの後を受け、「ベルルッティ」に在籍していたアレッサンドロ・サルトリが、新アーティスティック ディレクターに就任。創業以来ファミリービジネスの形態をとっており、現在は4代目。イタリアを代表するメンズラグジュアリーブランドとして存在感のある地位を築いています。