
Höchster
ヘキスト磁器工房は、フランクフルトに隣接したマイン川沿いにあるヘキストという小さな町で、1746年にヨーロッパで3番目に古い窯として開窯されました。
当時そこはマインツ選帝侯の領地であり、磁器に魅せられた時の選定侯が絵付職人アダム・F・フォン・レーヴェンフィンクを雇い、磁器工房をヘキストの町の中に作ったのがはじまりです。
また選定侯はヘキスト磁器に自身の紋章である「マインツの車輪」の印を付けるようにも命じ、これがヘキストのバックスタンプの始祖であり、それは現代にも続く高い品質の証明でもあります。
ヘキスト磁器工房は開窯以来常に小さな窯であり続けており、その手作業による丁寧な仕事の中で伝統は守られ、275年以上前の名匠の技を今に受け継いでおり、その希少性が故に「幻の名窯」と呼ばれています。
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