Georgian Wine
南コーカサスに位置し、日本ではグルジアとしても知られるジョージア国で生産される「Georgian Wine(ジョージアワイン)」。素焼きの巨大な土器を地中に埋め、その中で発酵・熟成を行う古代式醸造のワインで、2013年12月にユネスコ世界無形文化遺産に登録されたことで一躍有名になりました。アジアとヨーロッパを結ぶコーカサス地方は、多くの民族が交るシルクロードの中継地であり、世界中の文化が交わる場所でもありました。そのワイン文化も8000年以上の歴史があるといわれ、アルメニアと並んで世界最古のワイン生産地でもあります。日当たりのよい丘陵斜面と気候が乾燥している環境が、ブドウ栽培に適している「Georgian Wine」。その流通は希少で、フルーティーで滑らかなタンニンを味わえ、深みと香り、魅力溢れる後味はクレオパトラも愛したワインとして知られています。
終了しました