Domaine ROLAND LAVANTUREUX
ローラン・ラヴァントゥルーはボーヌのワイン学校で学んだ後、1978年シャブリの中心街から北西に約10km離れたLignorelles(リニョレル)の町にドメーヌを設立しました。
ローランは父母から受け継いだ僅か5.0ha程度の畑からドメーヌを始め、妻ブリジットと共に広げ、20.0haを超えるまでになりました。
現在はローランの二人の息子がドメーヌを引き継いでいます。兄Arnaud(アルノー)は主に栽培と醸造を担当し、弟David(ダヴィッド)は主にマーケティングやセールスを担当しています。
彼らが栽培時に大切にしている点は土壌で生物の多様性を維持し、テロワールの個性を正確に表現し、健全で成熟したぶどうを手で丁寧に収穫すること。
その為に畑全体を耕して空気を送り込み、土中の生命活動を活発にし、ぶどうの根がシャブリ特有のキンメリジャン地層から十分なミネラルやフィネスを自然に得られる手助けをすることを心掛けています。
醸造においてはそれぞれのテロワールの違いを明確にし、それをキュヴェの個性として正確に表現できるように心掛けています。
オーク材新樽と旧樽の比率やステンレスタンクとの比率も年によって最適な割合を導き出し、丁寧に一切の妥協のない仕込みをしています。
アルノーとダヴィドがドメーヌを受け継いでから、古き良き伝統を受け継ぎながら若い感性によって洗練されたミネラル感とフィネスがより現れたワインが高く評価されています。
彼らはブルゴーニュで若手優良生産者に贈られるTROPHÉE JEUNES TALENTS(トロフェ・ジューヌ・タレント)を2016年、2017年の2年連続受賞するなど、今、最も注目を集めている若手生産者となっています。
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