琉球神話に「あかばなぁ」は天と地をつなぎ幸せを運ぶ縁の花であるという一説がございます。その木は大きいものは数メートルに及び、陽射しや潮風にも強く成長が早いので屋敷や畑を守る木としても重宝され、沖縄の暮らしに欠かせない親しみ深い植物です。色も種類も多様性に富むハイビスカスは世界中で好まれハーブティーなどでも人気ですが、沖縄在来種の「あかばなぁ」は他のハイビスカスに比べて色が濃く、見た目の美しさだけでなく、ポリフェノール類の充実度でも注目されています。また宮古島は沖縄諸島でも珍しい珊瑚礁が海から隆起して出来た島のため、土壌がミネラルに恵まれているのも特徴です。