創業者・鬼塚喜八郎が、かねてから温めていた構想を実現させたのが1983 年。スポーツシューズの開発で培われた運動力学とバイオメカニクスのノウハウを活かしてウォーキングシューズ「ペダラ」が誕生しました。“Have a nice walking”、初期のメッセージには、そんな思いがこめられていました。

バイオメカニクスとは、1980年代に提唱された「人間の身体の動きをあらゆる角度から科学的に解明しようとするもの」で、たとえば「人が運動するとき、骨や筋肉がどのように動くのか（運動生理学）」、「歩く人の足と路面との間で何が生じているのか（運動力学）」というような疑問を研究する分野です。

現在では、バイオメカニクスに加えて人体のメカニズム・運動動作を徹底的に分析・評価し、コンピューターシュミレーションする構造設計や、独自の材料開発を行っています。さらには品質管理、生産加工技術などさまざまな角度からの研究を進め、お客様に喜ばれるシューズづくりを目指しています。