「Robert Weil（ロバートヴァイル）」は1868年ドクター R ヴァイル氏によって、ドイツのラインガウ地方キートリッヒ村に創立されたワイナリー。ドイツの醸造所としては比較的歴史は浅いものの、ドイツ皇帝ヴィルヘルムⅡ世が「Robert Weil」の造る“グレーフェンベルガー アウスレーゼ”をこよなく愛し、皇帝主催の正餐会や外遊の際に振る舞ったことから名声を博しました。1988年にサントリーが醸造所の経営権を取得し、4代目である現当主のヴィルヘルム ヴァイル氏が畑や醸造所の改善を行い、益々品質に磨きをかけています。この年から現在まで連続してトロッケンベーレンアウスレーゼの収穫に成功し、ラインガウのこれまでの記録を塗り替える快挙を成し遂げました。有機肥料のみを使い、殺虫剤は一切使用しない「Robert Weil」の収量は、ドイツの平均収量の半分以下である40hl/haまで落とし、高い品質を確保。最新技術と伝統的な設備を完備し、テロワールと果実のポテンシャルを最大限に表現したワインを生み出しています。