創業185年、時代を超えて受け継がれるエレガンス
1830年の創業以来、フランスの多くの王侯貴族を顧客に持ち、美しく上質なものに敏感な本物を知る人々によって愛されてきた「PARFUMS D’ORSAY（パルファン・ドルセー）」。 創業者であるアルフレッド・ドルセー伯爵は、1801年、ナポレオン皇帝時代の高位の伯爵家に誕生し、日常的に自宅のサロンに多くの貴族を招いていた祖母の影響で、美とエレガンスに満ちた環境の中で育ちます。

やがて彼の知的で洗練された振る舞いやファッション、ライフスタイルが社交界でも注目の的に。伊達男としてその時代の象徴となったアルフレッドの類まれなセンスは、絵画、彫刻、錬金術など、幅広い分野へと広がっていきました。

1830年にはじめて手がけた魔法のような香水は、たちまちすべての女性をとりこにし、パフューマー「シュバリエ・ドルセー」が誕生。1908年にファミリーによって「PARFUMS D’ORSAY PARIS」社が創設され、彼の貴重な香水技法は、現代まで大切に受け継がれています。その時代につくられた「ラリック」「バカラ」などの貴重なクリスタル製の香水ボトルは、今もアンティークボトルとして高く評価されています。