「Domaine Denis Berthaut」
傑出するワインの造り手を持たないため、やや知名度に乏しかったフランスのフィサン村にアペラシオンを牽引するブランドが誕生しました。それが「DOMAINE DENIS BERTHAUT（ドメーヌドゥニベルトー）」です。19世紀の終わりに数ヘクタールの畑から始まった「DOMAINE DENIS BERTHAUT」は、1974年にヴァンサンとドゥニ兄弟がベルトーを相続、フィサン、フィサン1級の畑を拡大していきました。その後2013年には、名だたるアペラシオンの一つ、ヴォーヌ・ロマネ村のドメーヌ・フランソワ・ジェルベを母に持つアメリー・ベルトーが7代目当主に就任しました。現在では13ヘクタールの畑を所有し、ビオロジックの考えに基づいた理性的な方法でブドウを栽培しています。「DOMAINE DENIS BERTHAUT」は化学肥料を使わず、殺虫剤の使用は極力避け、テロワールを尊重したワイン造りをモットーとしています。

「Domaine François Gerbet」
「Domaine François Gerbet（ドメーヌフランソワジェルベ）」は、フランスのヴォーヌ・ロマネ村に本拠地を置くロバート・パーカー氏が3ツ星に掲げるドメーヌ。ヴォーヌ・ロマネ村の女性ヴィニュロン第1号姉妹である、マリー・アンドレ女史とシャンタル女史の2人の姉妹が経営しています。彼女たちが生み出すワインは、ロバート・パーカー氏をはじめ、名だたるテイスターたちからも高い評価を得ており、女性だけでドメーヌを引き継ぐブルゴーニュのパイオニアとして一目置かれる存在となっています。極めて有機栽培に近い厳格なリュット・レゾネにて畑を管理する「Domaine François Gerbet」は、醸造・瓶詰め・ラベル貼りなど全ての作業を自分たちで行います。しなやかでエレガンスに満ちたシルキーな滑らかさを持つ味わいが、姉妹の女性らしい繊細さが現れ出ているワインとして人気を呼んでいます。