1930年創業のモスクワ第1時計工場からの流れを汲む「DENISSOV（デニソフ）」。1951年、モスクワ第1時計工場でウラジミール・アンデレービッチ・デニソフが、ムーブメント設計とデザインの総指揮を取り、同工場でベースを作ったことにさかのぼります。
当時の時計は民間への流通はされず、国家官僚・軍人にのみ使用が許されました。スペックは元より正確さと頑丈さがムーブメントには重要。緻密な設計の元で考案され、手間と時間をかけ丁寧に組み上げられました。
現在、その血を引く「DENISSOV」CEOのイリヤ・デニソフ氏が、ムーブメント改良の設計やデザインの総指揮を取り、時計の細部にいたるまで細かにデザイン。ロシア的な斬新さで多くのファンを魅了し、ロシア大統領府をはじめとする各国家機関の時計の設計も任されています。