「Ch. Pichon-Longueville Baron（シャトー・ピション-ロングヴィル・バロン）」は、ボルドーワインの生産地・メドックで最も荘厳といわれるワイナリー。AOCポイヤック、メドック格付2級の名門ワイナリーで、格付1級のシャトー・ラトゥールに隣接するポイヤック随一の立地を誇っています。1933年までピション・ロングヴィル男爵家の所有だったことから、男爵という意味の“バロン”と呼ばれています。1980年代前半から除々に品質と名声を高めた「Ch. Pichon-Longueville Baron」は、1980年終わりにフランスの大手保険会社アクサ・ミレジム社に買収されました。その後、アクサ社が遅い摘み取りや厳しい選別、セカンド・ワインの導入、新樽の割合を高める等、さまざまな改革を行ったことで「Ch. Pichon-Longueville Baron」の品質は劇的に向上。骨格のしっかりした重厚な味わいで年代による品質の差も少ないことで知られています。