ヴィム・ヴェンダース監督による映画「PERFECT DAYS」の主役を務めた俳優の役所広司氏がカンヌ映画祭男優賞を獲得し、さらに映画は米国アカデミー賞の国際長編映画賞にもノミネートされたニュースは話題となりました。 この映画で役所広司は東京都内にある公共トイレの清掃員の淡々とした日々を見事に演じています。 そこに現れる個性的でユニークな公共トイレの数々は2020年から渋谷区で行われているプロジェクト「THE TOKYO TOILET」によって生まれたものです。 世界的に活躍する16人の建築家やクリエイターが公共トイレをデザインするというプロジェクト、「THE TOKYO TOILET」によって渋谷区内の17ヶ所の公共トイレがデザイン改修されました。 デザインされた個性豊かな公共トイレたちは、日本が世界に誇る「おもてなし」文化の象徴でもあるのです。 4月のART BOOKSではこの「TOKYO TOILET」を写真や文章によりまるで各ロケーションをめぐるガイドブックのように案内する書籍を紹介します。 また、書籍と一緒に関連アイテムとしてステッカーとポストカードのセットも販売いたします。 この一冊で、映画「PERFECT DAYS」に登場したユニークな公共トイレの数々を巡ってみるのも楽しいのではないでしょうか。