1978年、「Porsche Design（ポルシェデザイン）」はスイスの「IWC」と提携し、二重ケースの下部に方位磁石を組み込んだ「コンパス・ウォッチ」や、軽量かつ強靱なチタンをケースに採用した「チタニウム・クロノグラフ」などを次々に発表し、時計界における地位を確立。1981年には西ドイツ海軍からの要請を受け、耐水圧2000mを誇る「オーシャン2000」を発表。このモデルにもチタンを採用し、ブレスレットと一体化した滑らかな造形は、さすが「Porsche Design」と愛好家たちをうならせる革新性と機能美に満ちていました。
1995年には「Porsche Design」グループがスイスの時計メーカー「エテルナ」を傘下に納め、「IWC」との提携を解消。1998年のバーゼル・フェアで新たな「Porsche Design」ウォッチを発表しました。 2003年に「ポルシェ」社と資本提携を行い、現在は傘下のブランドとして、さまざまなプロダクトの開発に取り組んでいます。