「ORREFORS（オレフォス）」
オレフォス社は、1726年にスウェーデン南部のスモーランド地方に初め鉄工所として設立され、その後1898年からガラスの生産を開始しました。「Orre」はスウェーデン語で「黒い雷鳥」を、「Fors」は「川の流れ」を意味し、雷鳥はロゴにも使用されています。1917年、専任デザイナーとして迎え入れた2名の若い画家、シモン・ガーテとエドワード・ハルドが生み出すシンプルでモダンなクリスタルは、8年後の1925年、パリ万国博覧会で国際的に高く評価され世界的ブランドに。ワイングラスはノーベル賞の晩餐会でも使用されています。

「KOSTABODA（コスタボダ）」
コスタとボダの2つの工房が合併して1963年に創立したグラスウェアメーカー「KOSTABODA（コスタボダ）」。1742年創業のKOSTA（コスタ）は北欧現存の最古のガラス工房。スウェーデン国王カール12世支配下の二人の将軍Anders KoskullとBogislaus Stael von Holsteinにより設立され、彼らの名からKOSTA命名されました。「Boda（ボダ）」は、1864年に創業し、その名は地名に由来。ガラスの光の追求とガラス吹きという職人技術により、王室の晩餐会から家庭用まで幅広く手掛けています。現在はスウェーデン王室の御用達ブランドとしても知られています。