1958年にミラノにてミラ・ショーンが立ち上げたファッションブランド。自らの名前がそのままブランドネームになっています。ミラの考えるデザインは、加えていくのではなく、無駄なものをそぎ落としていくマイナスのデザインが特徴。大好きな芸術家の作品から受けるインスピレーションを融合させて作る彼女の服は、究極の清らかさを持ち、無駄をそぎ落としたシンプルなラインに。その想いはミラ亡き後も、今もなお息づいています。美しいものに囲まれて暮らすことで幸せで心が豊かになり、それが仕事のエネルギーになっていく、とは、ミラが生前に語ったこと。そのコンセプトで作られる洋服の数々は、ミラの想いも一緒に縫い上げているようなそんな仕上がりになっています。