1980年ミッシェル・オジェ氏が自社にて醸造・瓶詰めを行い、出荷を始めた「Michel ＆ Stephane Ogier（ミシェル・エ・ステファン・オジェ）」。もともとギガル社やシャプティエ社といったローヌ地域トップクラスのドメーヌにブドウを販売していたということからも品質の高さがうかがえます。1997年からは息子のステファン氏が醸造に参加。クラッシクなコート・ロティのスタイルを残しながらも、積極的にブルゴーニュの技法を取り入れ、独自のスタイルを確立していきます。そして1999年のコート・ロティの畑から造る“キュヴェ・ベル・エレーヌ”は、パーカー・ポイント100点を獲得、一躍、ローヌ地方のトップ生産者となります。ロバート・パーカー氏は「ミッシェルとその息子ステファンが造り出すワインは、ワインの魔術師の様に素晴らしい」と絶賛するほど。シルクのような滑らかな質感はまるで上質のブルゴーニュワインのような飲み口です。