ラ・メゾン・デュ・ショコラの創始者、ロベール・ランクスは、1929年にバイヨンヌで誕生。パティシエの道を志したのは、18歳の時でした。
その後、スイスでチョコレートつくりの技を磨き、パリのレストランで修行。28歳で、初めてパリに自身の店を開くのでした。デリカショップとして20数年が経ち、ランクスはさらなる夢の実現のために、「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」を創立。チョコレートのみを扱う、専門店のオープンです。
チョコレートの本来の気品を余すことなく伝えることを理念に掲げたお店、それが「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」。フランス国内のみならず、ロンドン、ニューヨークにも次々と展開。日本には1998年に表参道に出店しました。
2014年に、ロベール・ランクスは惜しまれながらも他界。享年85歳でした。業界全体が深い哀悼の意を表しました。それ位、彼の業績は素晴らしいものだったのです。
そして、2017年には創立40周年。今なお、彼のチョコレートへの愛情とその技術は、世界中で愛され続けています。