「KILIKANOON（キリカヌーン）」は、オーストラリアのカルトワインとして知られるワイナリー。栽培家として活躍してきたケヴィン・ミッチェル氏が、スキロガレ・ヴァレーにあるブドウ畑を1997年に購入したのが始まりです。石灰岩の上にテラロッサが覆いかぶさっており、水はけが良い土壌は、ヨーロッパ系ブドウ品種の栽培に最適で、収穫は全て手摘みで行なわれています。ケヴィン・ミッチェル氏はクロノドルフ、ダーレンベルグ、キングストン・エスート、オーランドなど名だたる国内外のワイナリーで醸造の経験を積み、1998年に「KILIKANOON」としての2種類のワインを初リリースしました。瑞々しく爽やかな果実の酸が長い余韻に残る「KILIKANOON」の味わいは、ロバート・パーカー氏からも賞賛されるほど。日本に入荷する量も非常に限られており、知る人ぞ知るカルトワインとなっています。