19世紀後半にさかのぼる、モンタルチーノの歴史的ワイナリーの一つとして知られる「イル・ポッジョーネ」。Montalcinoの南S.Angelo地区に位置し、所有する土地の面積は600ヘクタールに及びます。ブドウの植栽面積は125ha、残りはオリーブ畑、くだもの畑、牧草地、森林になっています。ブドウ畑全体のうち56haがブルネッロに向けられています。
ワイナリーにおける基本理念は“ブドウ畑に細心の注意を払うこと”。ワインの特長を維持するため、不断の努力が積み上げられると共に、数々の研究や選択を重ね、ワインのクオリティを向上させています。また、「イル・ポッジョーネ」ではブドウの収量を徹底して制限しており、定期的にブドウ畑の状態を監視しています。土壌の栄養の過不足を確認しつつグリーン・ハーヴェストを行うことにより、不作のヴィンテージにおいても優れた作品を完成させられるよう努力しています。