アメリカの『ワイン・スペクテイター』誌とロバート・パーカー氏が100点満点、ほか各誌も90点以上のスコアを計1,000回以上もつけた、アルザスのトップドメーヌ「Domaine Zind Humbrecht（ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト）」。ビオディナミ農法の忠実な実践者であり、畑における細やかな作業は、まさに液体の宝石とも呼ぶべきこのワインに凝縮されています。経営者であり醸造家でもある12代目当主オリヴィエ・フンブレヒトは、1989年、世界で最難関と言われるワイン資格『マスター・オブ・ワイン（MW）』を、初のフランス人として、26歳の若さで取得。彼のアルザスワインとビオディナミ農法に対する情熱は、他のワイン生産者からも敬意を持って評価されており、2002年からは国際ビオディナミ生産者組合(Biodyvin)会長、2011年からはアルザス・グラン・クリュ協会会長も務め、ワイン産業全体の発展に寄与しています。華やかで表情豊かなこの生産者のワインは、パリよりもミシュランの三ツ星が多く、美食の都アルザスエリアの中でも群を抜いて高貴で複雑であり、早くから楽しめるトゥルクハイムのシリーズから、驚くほど長命で艶やかなグランクリュまで、多面的で喜びの多いワインが生み出されています。