「Domaine Weinbach（ドメーヌ・ヴァインバック）」は、アルザスワインの中でも歴史あるドメーヌの一つで、女性オーナーならではの凛とした華やかさが感じられるワイン。1612年にカプチン派修道僧により設立され、1898年に現在のファレール家の所有となりました。二代目にあたるテオ ファレール氏が亡くなった後、コレット夫人とその娘のカトリーヌとローランスが引き継ぎ、現在は長女のカトリーヌがドメーヌ運営を、その息子テオ氏が栽培を担当。1998年から一部ビオディナミ農法を導入し、2005年から全面実施しています。「Domaine Weinbach」の所有面積は28.5ヘクタールで、代表的な畑はグラン クリュ シュロスベルグ。1975年にアルザスで初めて認定されたグラン クリュ畑です。できるだけ自然のブドウの味わいを活かすため、「Domaine Weinbach」は丁寧な畑作業と手摘み収穫を行い、天然酵母を使ってアルザス伝統の1,500～6,000リットルのオーク古樽で発酵させています。