1967年、歴史的なカウンターカルチャー・ムーブメント“Summer Of Love”が巻き起こった夏。型にははまらない、独自の文学スタイルが確立されたサンフランシスコでサンフランシスコ・クロニクル新聞社の出版部門としてChronicle Books(クロニクル・ブックス)は誕生しました。
東海岸ニューヨークの大出版社を意識するのではなく、西海岸を見つめ、異なる視点で環太平洋文化のバイタリティをとらえました。レシピ本にはイラストもなかった時代に、すべてのレシピに鮮やかなイメージが添えられた革新的なレシピ本を発表。その後も新たな境地を開拓し続け、時代の最先端を行くデザイン本や児童書などを出版しています。

クロニクル・ブックスにとって“出版”とは、本だけに留まりません。出版とは、異なる視点から生まれたアイデアを形にする手段であり、そのアイデアが本になることもあれば、ステーショナリーとして表現されることもあるのです。伝説の“Summer Of Love”から45年。クロニクル・ブックスは独特のスタイルの本やステーショナリーで知られる国際的な出版社に成長しました。
クロニクル・ブックスの世界を通して、あなたも異なる視点でモノを見てみませんか？