イタリアワインのスペシャリスト「CANDONI（カンドーニ）」。オーナーである夫のアルマンド・デ・ザンと妻のエルヴィアーナ・カンドーニが結婚後、少しずつブドウ栽培エリアを拡大し、現在のワイナリーを築きあげました。「CANDONI」の名は妻エルヴィアーナの実家のセカンドネームから付けられています。カンドーニ家とデ・サン家は、それぞれ1800年代からイタリア国内でワイン造りを行う名家です。その土地に根ざした固有品種の栽培に力を入れる「CANDONI」、その純粋な果実味の表現は卓越しています。また、コレクションごとのアートラベルも注目すべきポイント。ボトルに直接シルクスクリーン印刷でラベルを施し、アイスバケツに入れても剥がれず、飲んだ後も飾っておけるように配慮されています。これはエルヴィアーナの父ルイジ・カンドーニが、グラフィックアーティストや劇場作家として活躍した異才であったことが影響しているといわれています。アートを身近に感じる喜び、綿々と連なるファミリーの想い。その結晶ともいえるのが、「CANDONI」の味わいです。