1990年に創立したNYのブランド「VIVIENNE TAM（ヴィヴィアンタム）」。創業者のヴィヴィアン・タムは、60年代は家族と共に香港で暮らし、香港理工学院卒業後にデザインの道に進みます。NYに移住したのは82年のこと。翌年には初コレクション「イースト・ウィンド・コード」を発表し、90年には「VIVIENNE TAM」のブランド名でコレクションデビューしました。 スパンコールやビーズ、刺繍などを多用した、シノワズリテイストのファンタジックな世界は、アジアの女性のみならず、欧米においても絶大な人気。彼女が手掛けた毛沢東のプリントの作品は、メトロポリタン美術館にアーカイヴされています。