様々なブランドのフットウェアやアウトドア商品の企画開発に携わってきたローリー・ファーストにより、2003年、「KEEN（キーン）」はアメリカのオレゴン州ポーランドにて設立されました。“サンダルはつま先を守ることができるだろうか？”というローリーの新しい着眼点と、モノ作りへの飽くなき挑戦の末に開発された「KEEN」の創業モデルである『NEWPORT』は、その高い機能性と斬新なデザインから、『靴を超えたサンダル』として新たな価値を求める世界中のユーザーの心を掴みました。人生をより豊かで実りあるものにするために、自らの脚で歩いて素晴らしい冒険を重ねてほしいと願う「KEEN」は、その支えとなるシューズ、バッグ、ソックスを作るために機能、ファッション、環境への配慮を融合させたハイブリッドな商品を創造し続けています。

＜ UNEEK シリーズ ＞
まったく新しい靴づくりの発想から生まれた、どんなシューズとも異なる画期的な『UNEEK』。2本の紐でアッパーを包むように作られた『UNEEK』は、ファーストデザインから「KEEN」が試行錨誤を繰り返し、足の動きに合わせてアッパーが変形、どんな足型にも合うように設計されています。グローブのようにフィットし、履いていることを忘れてしまう最先端シューズ『UNEEK』。「KEEN」が靴の作り方を原点から考え直し誕生させた、次世代のスニーカーです。

＜ MADERAS シリーズ ＞
世界で初めての機械式靴生産方法であるダイレクトバルカナイズド製法は、現代で一般的に行われているオートクレーブバルカナイズド製法に比べ、エネルギー消費量が少なく、環境負荷が低いとされています。しかし、すでにダイレクトバルカナイズド製法用の機械は製造されておらず、この製法を採用することは簡単ではありませんでした。「KEEN」は何年もかけてアジア、アフリカ、ヨーロッパの靴工場から、すでに使用されていないダイレクトバルカナイズドシューズマシーンを探し出して購入し、シューズの生産が再びできるようにレストアしてタイ工場に設置しました。そんな製法で作られているのが『MADERAS』です。